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エンディングノートの書き方
8.葬儀について
あなたの葬儀は、あなたの家族とあなたの親族の葬儀でもあります
いくら自分の葬儀だからといって、極端な派手さや、極端な質素さを求めるのは良くありません。ご家族やご親戚の顔を思い浮かべながら、慎重に決めていきましょう。
用意すると良いもの
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互助会関連書類
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お寺の住所
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戒名
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遺影写真 など
p.50 - 葬儀について
可知 自分の葬儀の希望を書くというのは、エンディングノートならではの項目です。
鈴木 葬儀の希望は、あれば書く方が良いです。最近は結婚式なみに準備される方もおられます。
林 でも、希望どおりになるかというとそうではないですね。
鈴木 最近、直葬や家族葬が流行りですが、親族が辛い思いをするという可能性も考慮した方が良いですね。
可知 どういうことですか?
鈴木 「あそこの息子は人並みの葬儀ができなかった」とか、「なんで呼ばなかった?」と言う方がいるかも知れませんからね。それから、後から弔問客がバラバラに訪れると対応が大変という話もあります。
可知 なるほど。
鈴木 また、自分のお寺は絶対に書いておいてください。そのお寺で葬儀をしないと、お墓に入れないというケースもあるそうです。家族はお寺さんのことなんて意外と知りませんから。
林 生前に葬儀会社の相談会に行ったり、互助会に入ったりしている人は書かないと分かりませんね。
可知 遺影も書いておくと良いですね。
鈴木 事前に撮影した写真があれば、データかプリントでエンディングノートにはさんでおくと良いですよね。
p.52 - お墓について
鈴木 これも最近はいろいろあります。遺骨をお墓に入れずに自宅で保管する「手元供養」(自宅供養)もありますから、自分らしい供養のされ方を書いておくと良いです。
可知 骨がダイヤモンドや陶器になるらしいですね。
鈴木 お墓の承継について兄弟で揉めることがありますので、明記するのがベターです。でも、エンディングノートに法的効果はないので、それだけは注意してください。
林 本当にそうしたいと思ったら、遺言書で書くということですね。
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